真鍮バッジ ワークショップ

冬晴れ強風の休日、波は荒く、七里ヶ浜にはウインドサーフィンの帆がびっしりと、
ひかりの波を散らしながら、たまに飛び跳ねたりして。
元居候先のかあちゃん運転で、ソラ・オト・コウの3きょうだいと久しぶりにドライブ。
茅ヶ崎の造り酒屋、「湘南ビール」でおなじみの熊澤酒造の敷地内にはイタリアンレストラン、
ベーカリー、日本料理、ギャラリーと地元作家の作品や古道具を扱うショップがある。
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この日は金属作家の小原聖子さんの作品展とワークショップに参加。
何年か前に、間・Kosumiで小原さんの作品と出逢って以来、その魅力に惹かれ
何度か作品展を覗かせて貰った。
何処かの遺跡から出土した装飾品のような、異国で拾った何かのカケラのような、
古い機械の部品のような、不思議な時空間を纏った作品。
天上から吊るされた薄布テントの中には、ちいさな作品がプラネタリウムの星みたいに散りばめられて。
焼きたてのパンを食べ、大きな桶が点在する敷地で追いかけっこをし、
古い絵本を懐かしく手に取り子ども達と読みあう。
ギャラリー&ショップokebaの二階で、ソラとオトと真鍮バッジ作りに初挑戦。
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あらかじめまるく形作られた真鍮板に釘や金属の刻印などで点やアルファベットや星を刻む。
いろいろの年代のひと、お母さんと一緒の男の子など総勢10名ほどが熱心に真鍮板を叩く。
金槌の音でちいさな部屋はいっぱいになり、小学生のソラは大好きなネコの顔を、
5歳のオトはかあちゃんと一緒にハートをたくさん描く。
仕上げに小原さんがピンバッジやブローチの金具をハンダ付けしてくれる。
バーナーの青い炎を見詰める子ども達。
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ふたりとも嬉しそうに、満足げに真鍮バッジを胸につけ、冷たい風のなかを走りまわった。
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