深夜の戦い

深夜、浴室に入ったら、目の隅っこを黒い物体がよぎったような・・・
不安は的中しました。
ゴ・キ・ブ・リです
どうしよう、めずらしく頭の回転が速くなり,瞬時に殺虫方法をあれこれ考え
手近にあった強力洗剤を噴霧しました。
噴霧といってもきれいな霧になる訳ではなく、タラりと垂れる出来の悪い
スプレーです、おまけに洗剤の殺虫力はさほどでもなく、
それでもダメージはあったようで逃げ惑うゴキブリ君を
執拗に追い回し,真夜中の殺戮劇が繰り広げられます。
とうとう動かなくなったゴキブリ、急いでチラシを持ってきて恐る恐る近づき
そーっとチラシを差し入れようとした瞬間、さっさっと動いたのです、
再びスプレーを噴射、あちらは命がけです、逆襲の可能性もあり、こちらも怖い
それでもとうとうお腹を出して悶絶状態のゴキブリ君を見ながら、
ゴメンなさい共存できません。
白状します、蝉、蝶、トンボその他の昆虫など昆虫採集のために殺しました。
が、ただ見ただけで殺意が沸くことはありません。
鳥や魚は?人間には?

人の経済活動が多くの動植物を絶滅の危機に追い込んでいます、
この星の上の命に貴賤はないのですから、
いずれ人も絶滅危惧種になるということでしょう。

こんなことを真夜中の浴室で、私ごときが考えても徒労?
溢れるほどの生命を宿す、地球の不思議を思いながら眠りに着く。   

悪い夢見そう・・・
nn

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